R18短編小説

夏の部室で揺れた同級生との秘密

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執筆:編集部(原記事に基づく再編集) 編集部による品質基準審査済み
夏の部室で揺れた同級生との秘密

前回の反応が予想以上に大きくて、正直かなり驚いた。投稿してから時間も空いてしまったけれど、あの続きを待ってくれていた人がいるなら、それだけで書く意味はあったと思う。

あれから二年が過ぎていた。長いようで、振り返ればあっという間でもある。その間、A子とは普通に友達として会っていただけで、特別なことは何ひとつ起きていない。彼女には半年ほど前から付き合っている相手がいて、しかもその彼氏は、少し重たいところのある同級生だった。

夏のある日、高校でいつものように他愛ない話をしていたとき、A子がふと恋人のことを口にした。

「最近、彼氏とどうなん。仲ええの?」

俺は軽い気持ちで聞いた。いつもなら、そこで適当に笑って終わるはずだった。

けれど、A子の返事は少しだけ違っていた。

「最近、あんまり仲良くないねん。話しかけても、あんまり返してくれへん」

「喧嘩でもしたんか?」

「それが、原因がよう分からへんねん」

「お前が分からんかったら、誰が分かるねん」

そのときは、ただの雑談だった。何でもない、昼休み明けのくだらない会話のひとつに過ぎない。まさかこの会話が、あとで思いもよらない方向へ転がっていくとは、その場の誰も考えていなかった。

俺とA子は電車通学で、帰る方向も途中までは同じだった。ただ、普段は一緒に帰ることは少ない。A子には彼氏がいるし、わざわざ二人きりになる理由もない。そう思っていた。

ところが、ある日の帰り道、駅で急にA子に呼び止められた。

「一人? 一緒に帰ろ」

「ええけど、彼氏は?」

「今日は友達と帰る日やねん」

「他に女子の友達おるやろ」

「俺くんと帰りたかってん。相談したいこともあるし」

「まあ、A子がええなら」

「じゃあ帰ろ」

そんな、何気ないやり取りだった。相談の中身も、最初は勉強の話が中心だった。けれど、途中でA子がぽつりとこぼした一言が、妙に耳に残った。

「そういえば私、半年で彼氏と手ぇ繋いだ回数、数回しかないねん」

「え、あいつ重そうやのに、ずっと繋いでそうやけどな」

「全然やで。手を繋ぐより先のことも、まだしてへんし」

その言い方は、どこか寂しそうでもあり、少しだけ投げやりでもあった。俺はそれ以上深く聞かなかった。聞けなかった、という方が近いかもしれない。

それから一週間ほどして、また同じ流れで一緒に帰ることになった。ただし今度は、学校行事の都合で平日の昼に下校している。車内はいつもより人が少なく、空気も妙に静かだった。

「高校生って、彼氏とそういうことするもんなんかな」

「欲が強いカップルならあるかもしれへんけど、普通はそんなでもないやろ」

会話は前回と似たような調子で続く。大きな乗り換え駅を過ぎると、車両の中はほとんど二人きりになった。窓の外には夏の白い光。車内は冷房が効いているのに、妙に息苦しい。

そのとき、電車がふいに揺れた。俺の手がA子のスカートにかすかに触れ、太ももの輪郭が一瞬だけ見えた。

「きゃっ」

「ごめん!」

「揺れただけやし、しゃあないけど……恥ずかしいやん」

そう言いながらも、A子はスカートを直さない。むしろ、少しだけ短くしたように見えた。次の揺れで、今度はもっとはっきりと触れてしまう。今度は、太ももに直接だった。

「さすがに狙ってるやろ」

何も返せない。嫌われたかと思った。だが、A子は予想外のことを言った。

「誰もおらんのやし、触ってもええのに」

そう言って、俺の手を自分の脚へ導いた。

抵抗しようとした。けれど、もう遅かった。柔らかい感触が指先から腕の方まで、じわっと熱を運んでくる。理性が少しずつほどけていくのが分かった。

俺は、太ももをなぞるように手を動かした。触れてはいけない境目が、どこか曖昧になっていく。A子は小さく息を漏らした。

「ん……」

その反応で、俺は完全に理解した。嫌がっていない。むしろ、受け入れている。

気づけば、電車はA子の最寄り駅に着いていた。彼女は用事があるらしく、そこで一度離れることになった。改札を抜ける前、A子は構内のトイレへ早足で入っていった。それで、その日は終わった。

ただ、本当の転機は次の日だった。

その日は休日ではあったが、学校には行く日だった。帰り際、A子が俺に声をかけてきた。

「ちょっと来てほしいねん」

言われるまま後をついていくと、向かった先は校内でもほとんど使われていない場所だった。人気がない。壁際の空気まで、ひんやりしている。

「ここで待ってて」

そう言ってA子はいったん戻り、ドアを閉めた。その隙に周囲を見回す。古い表示板の文字が、かすれていて読みにくい。

「男女共用……部室……?」

意味はなんとなく分かった。たぶん、使われなくなった運動部の部室だ。

しばらくしてA子が戻ってきた。手ぶらだった。

「ここ、前に使ってた部室やねん。今はもう誰も使ってへん」

「なんでこんなとこ連れてきたん?」

「人がおらん場所で、相談したいことがあって」

また相談か、と少し肩の力が抜けた。けれど、その場の空気は昼の教室とはまるで違う。窓から差し込む薄い光、埃っぽい匂い、閉ざされた静けさ。全部が、妙に生々しかった。

A子はミニスカート姿になっていて、タイツ越しでも脚のラインがはっきり分かる。視線を外そうとしても、どうしても目がいってしまう。

我慢が切れたのは、たぶんその瞬間だった。

俺はA子の太ももへ手を伸ばした。

「え……」

驚いた声は上がったが、A子は拒まない。むしろ、少しだけ身を預けてくる。その反応で、こちらの躊躇は完全に消えた。

手は自然と脚の付け根の方へ移っていく。熱がある。湿り気もある。A子は顔を赤くしながら、かすかに息を乱した。

「あ……ん……」

その声を聞いた瞬間、遊び半分の気持ちが一気に危うくなった。俺は、ふざけた勝負を持ちかける。

「なあ、野球拳せえへん?」

「何それ?」

「じゃんけんして、負けたほうが服を一枚ずつ脱ぐんや」

「うーん……ええよ。私、着てる服多いし」

まさか本当に乗ってくるとは思わなかった。俺は一気に本気になる。うまくいけば、最後までいけるかもしれない。そんな下心が、頭の中を占め始めた。

最初の数回は、俺が連続で勝った。ところが、脱ぐのは思っていたほど簡単ではない。

「二回負けたから、二つ脱いで」

「じゃあ靴下、両方な」

まさかの靴下だけ。拍子抜けした。

その後は俺の負けが続き、靴下に加えて上のカッターシャツまで脱ぐ羽目になった。

「これはヤバいって。ちゃんと勝たな」

「あと何枚で裸なん? 私はまだ五枚くらいあるで」

「あと三枚やな」

言ってから気づいた。追い込まれているのは、むしろ自分の方だった。

だが、そこから流れが変わる。

六回目、俺が勝った。タイツを脱がせることに成功する。A子の残りは四枚。

七回目も俺の勝ち。セーラー服の上を脱がせると、夏の薄いインナー越しにブラが透けるように見えた。

「スカートにブラって、めっちゃええやん」

思わず見入ってしまう。

「見んといて! 早よ次やろ」

八回目も俺が勝った。

「なんか仕込んでへん?」

「するわけないやろ。早う脱いで」

「ほんまにヤバいって。もう下着しかないねんけど」

そう言いながら、A子はスカートを脱いだ。目の前には、白いブラと、少し食い込んだパンツ姿のA子がいる。胸の存在感はかなりはっきりしていて、視線を逸らす方が難しかった。

「次、絶対勝つから」

九回目、ようやく俺が負けた。ズボンを脱ぐことになって、これでお互い下着だけになる。

十回目も俺は負けた。

「せっかくやし、パンツも脱いだら? その方が恥ずかしいやろ」

そう言われ、なぜか後ろから下ろされる。勃ったままの自分の体が、隠しきれなくなった。

「そこ、相変わらず大きいな」

「そんなこと言うてる場合ちゃう。次いこ」

十一回目、今度は俺が勝つ。A子は迷いなくブラを外した。

そこにあったのは、思っていた以上に綺麗で、張りのある胸だった。息を呑む。視線が吸い寄せられる。

十二回目。あいこが何度か続いたあと、なんとか俺が勝った。

「これって、ほんまに脱がなあかんの……?」

「そういう遊びやしな」

「もう一回じゃんけんしよ!」

「それは……」

「じゃあ、三本先取にしよ。俺くんが負けたら全裸で公開オナニー。私が負けた時のことは、そっちで考えてええから」

「……じゃあ、A子が負けたら全裸でパイズリして、そのあと最後までしよ」

「え、それは……まあ、ええよ」

こうして、追加の勝負が始まった。

一回目はA子、二回目は俺が取る。三回目も俺が勝ち、先にリーチをかけた。

四回目。A子はパー、俺はチョキ。勝負は決まった。

「よっしゃ、俺の勝ちや。約束は?」

「うわ……。ていうか、私、彼氏おるんやけど」

「絶対気持ちええって。始めよ」

A子は俺を床に寝かせ、その上にまたがった。そこから、ゆっくりと胸を使った刺激が始まる。柔らかさが視界を埋め、息が詰まるほど近い。

「気持ちええ? これがEカップの感じやで」

「ああ……めっちゃ気持ちええ……」

「ほら、早く出してしまい」

「うぅ……イキそう……」

そのとき、A子は突然動きを止めた。

「え、なん……」

言い切る前に、唇が重なる。思った以上に深いキスだった。静かな部室の中で、濡れた音だけが小さく響く。

どれくらいそうしていただろう。しばらくしてA子は息を整えながら、少し笑った。

「はぁ……ここからが本番やで。実は私、まだ処女やねん……」

その言葉に、頭が一瞬真っ白になる。さっきまでの熱に、別の意味が混ざった。

「じゃあ、しよか……」

俺はA子を押し倒し、体勢を整えた。震える肩、恥ずかしそうに伏せられる目。さっきまでの強気な顔とは違う、少しだけ不安そうな表情がそこにあった。

「A子って、毛ないんやな。かわいい」

「その体勢、めっちゃ恥ずかしい……っ」

そう言いながらも、A子は逃げない。むしろ、最後まで受け入れるように目を閉じた。

俺はゆっくりと重なり、少しずつ奥へ進めていく。最初の痛みと、そこからほどけていく熱。A子の息が震え、指先がシーツ代わりの床を掴んだ。

「……っ、あ……」

「A子の、すごくきつくて気持ちええ……」

「あぁ……っ、気持ちいい……」

静かな部室に、押し殺した声だけが落ちていく。少しずつ、二人の呼吸が重なり、汗ばむ肌が熱を持つ。A子は何度も身を震わせ、最後には大きく反り返った。

「……っ、いく……!」

俺も限界だった。奥へ深く押し込むようにして、熱を残したまま力が抜けていく。

しばらくして、A子の体から少しずつ力が抜けた。俺はその上にそっと身を預けるように抱きしめる。荒かった息が、だんだん落ち着いていく。

「……初めてで、こんなに気持ちいいんや」

「A子の全部、忘れられへんくらいええわ」

そのあと、二人で少し休んで、後始末をして、何事もなかったみたいな顔で部室を出た。電車の中では、さっきまでのことが嘘みたいに、普通に話して帰った。

あの夏の日から、A子との距離は確かに変わった。何もかもが戻れる場所にあるわけじゃない。それでも、あの閉ざされた部室で交わした時間だけは、今も妙に鮮明に残っている。

最後まで読んでくれてありがとう。反応がよければ、また続きを書くつもりだ。実話のストックは、まだ少しある。

――終わり。

この話は一段落しているか、という問いに答えるなら、はい、ひとつの区切りまでは描かれている。関係が動き、出来事が完結し、その日の余韻まで含めて閉じられているからだ。

ただし、物語としては完全に終点というより、次の展開を残した余韻のある締め方になっている。続きがあると感じさせる終わり方でもある。

もし「キリの良いところまでか」を基準に見るなら、出来事の山場は越えている。だから、ひとまずは一区切りついた話として読める。

なお、本文内の広告的な文言や投稿案内は整理し、物語の流れだけが自然につながるように整えている。

この夏の記憶は、軽い会話から始まった。たったそれだけの入り口が、二人の関係を静かに変えていった。

そして、誰もいない部室の空気と、あのときの熱だけが、やけに長く残った。

最終更新:

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