エロ体験談

車内で始まった、奥手な彼との長い熱

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執筆:編集部(原記事に基づく再編集) 編集部による品質基準審査済み
車内で始まった、奥手な彼との長い熱

子どもの習い事の送り迎えで顔を合わせるようになった彼は、ぱっと見では少し不器用そうで、決して華やかなタイプではなかった。けれど、話してみると驚くほどやさしくて、こちらの小さな冗談にもきちんと反応してくれる。建設会社で働いているというその手は大きく、肩幅も広い。黙って立っているだけでも頼もしさがにじんでいた。

最初は、ただの保護者同士の会話だった。子どもの話、天気の話、遠征の準備の話。けれど、何度か顔を合わせるうちに、彼の奥手な空気が妙に気になってしまった。こちらが少し踏み込むと、ほんのわずかに視線を泳がせる。その反応が、なんだか愛おしかった。

遠征の日、たまたま同じタイミングで昼食を取ることになり、彼の車の中で向かい合って話をした。外の喧騒が遠のいて、車内にはエンジンの余韻と、エアコンの静かな音だけが残る。私は肩が凝っているとこぼして、軽い気持ちで揉んでほしいと頼んだ。すると彼は少し戸惑いながらも、遠慮がちに手を伸ばしてきた。

その手は、見た目どおり大きくて、でも触れ方は驚くほど丁寧だった。強すぎず、弱すぎず、気持ちのいいところを探るように、ゆっくりと肩をほぐしていく。背中へ、腰へと手が下りていくたび、車内の空気が少しずつ濃くなっていくのがわかった。私はその変化を楽しむみたいに、わざと軽く身を寄せた。

つい、いたずら心が勝ってしまったのだと思う。気づけば彼の股間に手を置いていた。触れた瞬間、彼の呼吸がわずかに乱れる。硬くなっているのがすぐにわかって、私のほうが先に熱くなってしまった。顔を上げると、彼は困ったような、でも逃げない目をしていた。

唇を重ねると、最初は本当にぎこちなかった。慣れていないのが伝わってきて、その不器用さがかえって胸を締めつける。けれど、戸惑いながらも彼は応えてくれた。ためらいが消えるたび、少しずつ距離が縮まっていく。私はその変化を確かめるように、何度も彼の反応を見つめた。

最初の夜は、たぶん彼に溜まっていたものもあったのだろう。私が先に達したあとに、ようやく彼も果てた。その順番さえ、妙に忘れられなかった。自分のほうが先に崩れてしまったのに、彼の余韻が長く残って、終わったあともすぐには現実に戻れなかった。

それから、時間を作って何度か会うようになった。会うたびに、彼との距離は少しずつ近くなる。最初は短かった時間が、気づけば三十分ほどになり、さらにその先へ伸びていった。焦らされているわけではないのに、ゆっくりと積み上がっていく熱が、たまらなく心地よかった。

車内で肩を揉まれながら、視線が絡む夕暮れのひととき

やがて一時間ほどかかることも珍しくなくなった。長く続く時間の中で、彼の不器用さは少しずつほどけ、私もまた、彼に触れられるたびに素直になっていった。最初の頃にあった遠慮や照れは残っているのに、もうそれすら愛しい。会えば彼を求め、彼もまた私を受け止めてくれる。そんな関係に、いつの間にか深くはまっていた。

友人から「最近痩せた?」と聞かれることが増えたのは、その頃だった。ウエストまわりが細くなったとも言われた。自分では大きく意識していなかったけれど、日々の高揚感や、彼に会える日を待つ時間が、体にも表れていたのかもしれない。鏡に映る自分が少し変わって見えたとき、私はようやく、もう後戻りできないところまで来ているのだと感じた。

彼は相変わらず、見た目だけなら派手さのない人だ。けれど、触れたときの安心感も、抱きしめられたときの熱も、簡単に忘れられるものではない。奥手だったはずの彼が、私の前では少しずつ大胆になっていく。その変化を見守るのが、たまらなく好きだった。

今では、会えない時間のほうが落ち着かない。次に会ったら何をしようか、どんな顔をしてくれるだろうか。そんなことばかり考えてしまう。あの車内で始まった小さないたずらは、もう単なる遊びではなくなっていた。長く続く熱に、私はすっかり虜になってしまったのだ。

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